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NY連銀総裁が利下げに含み。労働市場の減速を指摘しつつ12月利下げ観測が急浮上。株式は追い風を受け上昇基調です。
アルトコインETFが相次ぎ上場へ。グレースケールがドージ・XRP現物ETFを発表。制度マネーの流入期待が高まり市場心理を刺激しています。
中国人民銀は金利据え置き継続。景気指標は弱いものの追加緩和は見送り。財政主導への転換が意識されアジア市場の反応も分かれています。
米議会でBTC納税容認法案登場。ビットコイン納税を認め戦略備蓄に充当する構想。暗号資産を巡る政策議論が新局面に入りつつあります。
これらの動きは、NY連銀ウィリアムズ総裁の発言を受けた“利下げ観測”の高まりや、投資家のリスク選好低下が背景にあるとみられるbloomberg.comcoindesk.com。実際、市場の金利先物は年内12月利下げ確率が70%前後に上昇したほか、仮想通貨にも影響が表れたbloomberg.comcoindesk.com。
米連邦準備制度理事会(FRB)で発言力の高いニューヨーク連銀総裁のジョン・ウィリアムズ氏は21日、チリでの講演で「労働市場の下振れリスクが増加しインフレ上振れリスクは後退した」と述べ、年内12月利下げの可能性に含みを持たせたbloomberg.com。この発言を受け、市場では12月の追加緩和観測が再浮上し、CMEフェドウォッチでは利下げ確率が従来の約35%から約70%へ急拡大したbloomberg.com。これによりS&P500など株価指数は上昇し、仮想通貨ビットコインも朝方の安値から反発して8万4000ドル台まで買い戻されたcoindesk.combloomberg.com。
仮想通貨関連では、資産運用会社グレースケールがドージコイン(DOGE)とリップル(XRP)の現物(スポット)連動型ETFを米NYSEアルカ市場に上場することを発表したcoindesk.com。GDOG(Dogecoin Trust ETF)とGXRP(XRP Trust ETF)の2銘柄で、いずれも基礎資産を保有する構造。これにより米個人投資家は規制済み市場を通じてこれらアルトコインに投資できるようになる。背景にはドージやXRPの取引需要増加があり、フランクリン・テンプルトンなど他資産運用会社もドージコインETFの準備を進めている。上場は来週月曜の予定で、ビットコイン以外の仮想通貨にも制度的資金流入が期待されているcoindesk.comcoindesk.com。
中国人民銀行(中央銀行)は21日付で、貸出金利(1年物および5年物の貸出基準金利)を6カ月連続で据え置くと発表したreuters.com。市場の予想通りの結果で、米中両政府の貿易協議合意を受け、人民銀は追加緩和の緊急性を後退させた格好だ。人民銀は「景気循環の平滑化」を重視する姿勢を示し、10月の輸出や小売売上高は低調で景気下振れ懸念が強まっているものの、総括的な緩和策は控えめの運営を続けているreuters.comreuters.com。一部アナリストは、現在は金融政策よりも財政政策による景気支援が重視されるとの見方を示している。
米下院議員のウォーレン・デイビッドソン氏(共和党)は21日、納税をビットコインで行うことを可能にする「Bitcoin for America Act」を提案したcoindesk.com。同法案では、個人・企業が連邦税をビットコインで納付してもキャピタルゲイン税が課されず、納付されたビットコインは米国の「戦略ビットコイン準備金」に充当する仕組みとなっている。これはトランプ前大統領の大統領令で示された戦略ビットコイン準備金構想を具体化する動きで、提案者は「米ドルより価値の上昇が見込まれる資産として国家の資産を強化する」と狙いを説明しているcoindesk.com。法案が成立すれば、仮想通貨の普及促進と政府のビットコイン保有増に繋がる可能性がある。
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