2026年1月28日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

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銀価格が過去最高値をつけた後に急落。投機マネーの往来が激化し、ボラティリティの高止まりが続いています。


米消費者信頼感指数が11年ぶり低水準に。労働市場と物価への不安から、個人消費の先行き懸念が強まっています。


Cloudflare株が急騰。話題のAIエージェント「Clawdbot」関連報道を受けて、AI関連インフラとしての期待感が浮上。


EUとインドが自由貿易協定で合意。対中依存脱却へ向けたサプライチェーン再編が次のフェーズに入りました。



2026年1月28日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

市場ダイジェスト

米国株式市場では1月27日にS&P500指数が前日比約0.5%上昇し、ナスダック総合指数も約1.0%上昇しました。UPSやFedEx、GMなど物流・自動車セクターの好決算で相場を押し上げ、マイクロソフトやNVIDIA、アップルといったハイテク株も上昇基調を維持しました。ただし、トランプ政権が提案したメディケア保険料率の引き上げを受け、UnitedHealthなど医療保険株が急落し、ダウ平均は下落に転じています。

米国債市場では、10年物国債利回りがわずかに上昇して4.223%前後で推移しています。先週は日本の長期金利急騰と米政権の対立的な発言を受けて売りが膨らみ、10年債利回りは一時4.313%(昨年8月以来の高水準)まで急騰しました。経済の堅調さやFRBの利下げ休止観測もあり、米長期金利は高止まりの展開が続いています。

暗号資産市場ではビットコイン価格が前日比1.67%上昇し約89,164ドルとなりました。米ドル安やAI関連投資への期待が根強く、投資家のリスク選好回復を背景に買いが先行しています。ただし、価格は依然として変動が大きく、今後のマーケット動向に注意が必要です。

注目ニュース

銀価格のボラティリティが急増

金価格上昇に連動し、銀相場も急騰しています。1オンス117.69ドルと過去最高値を記録した後、1月27日には111.84ドルまで急反落しました。年初来で50%以上も上昇しており、投機的な資金が集中した反動で今後も大幅な値動きが予想されます。実際、バンク・オブ・アメリカは当面の目標値を150ドルに引き上げる一方、急落リスクにも警鐘を鳴らしています。

米消費者信頼感、11年ぶり低水準に

1月の米Conference Board消費者信頼感指数は84.5となり、2014年5月以来の低水準まで急落しました。労働市場の先行き不安や高騰する物価への懸念が家計心理を圧迫しており、調査対象の35歳以上層や低所得層を中心に景況感が急速に悪化しています。ただし、市場参加者はこの悪化を過度には織り込まず、指標発表後の米株は上昇し、米ドルは対通貨で軟化する動きとなりました。

Cloudflare株、AI関連技術で急騰

ウェブインフラ企業Cloudflare(クラウドフレア)の株価が1月27日朝、ソーシャルメディアで話題のAIエージェント「Clawdbot」を受けて約14%急騰しました。ClawdbotはAnthropicの大規模言語モデルを活用した自律型AIで、開発者コミュニティで注目を集めています。投資家は同社の低遅延ネットワークがAIエージェントの普及を支えると期待しており、AI関連ビジネスの追い風を受けた成長見通しが見直されています。

EU・インド間で自由貿易協定に合意

欧州連合(EU)は1月27日、インドとの自由貿易協定(FTA)交渉を完了したと発表しました。これはトランプ米政権の対EU追加関税に対抗し、中国依存低減を図る一連の戦略の一環です。協定には両地域間の大規模な関税撤廃が盛り込まれた一方、自動車や政府調達市場の開放には限定的な範囲にとどまっており、欧州通商当局は「史上最大級の協定」としつつ慎重な表現にとどめています。EUは同時にメキシコやインドネシアとの貿易交渉も進めており、世界的なサプライチェーン多元化の流れを加速させています。


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