2026年1月23日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

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米10年債利回りは4.2%台へ低下。急上昇後の調整色が強く、市場はFRBの利下げ時期を慎重に見極める局面です。


ビットコインは9万ドル割れ。直近上昇の反動による利益確定売りが優勢で、リスク資産全体の温度感が試されています。


P&G決算は米消費の鈍化を示唆。生活必需品需要に陰りが見え、個人消費の持続力に改めて注目が集まります。


インテルはAI需要に供給が追いつかず業績見通しを下方修正。半導体相場は期待先行から選別局面に入りつつあります。



2026年1月23日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

市場動向(1月22日)

【株価】米株式相場は上昇し、S&P500が0.55%高、ナスダックが0.91%高で取引を終えました。トランプ米大統領が欧州への関税発動を取り下げたことで市場心理が改善し、投資家は買いを優先しました。加えて、米国の経済指標が堅調だったことも安心感につながり、需要の拡大が期待されるハイテク株などが相場を牽引しました。

【米国債】米国債10年物利回りは前日比で小幅低下し、約4.249%となりました。ここ数日の急騰後の反動で売りが入り、一時的に押し下げられた形です。地政学リスクの後退などで投資家のリスク選好が高まり、相対的に安全資産である米国債への買いは沈静化しました。

【ビットコイン】仮想通貨ビットコインは小幅に反落し、約89,400ドル(-0.6%)で取引を終えました。前日の急騰を受けて利益確定売りが出たほか、AI関連銘柄への投資が再び注目される中、金など安全資産に資金が向かったことも重荷となりました。

主要ニュース

P&G、米国消費の鈍化で売上高が予想下回る

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は第2四半期決算で、売上高が市場予想をわずかに下回ったと発表しました。米国での消費者支出が伸び悩み、政府閉鎖による低所得層支援の停滞が洗剤やトイレットペーパーなど生活必需品の需要を押し下げました。一方で高価格帯のヘアケア・美容用品の需要は根強く、調整後利益は予想を上回りました。P&Gは通期予想を維持しており、市場は総じて忍耐強い状況と解釈しました。この発表を受けて同社株は2%程度上昇しました。

ロイター調査:FRB、3~5月まで政策金利据え置きへ

ロイターが実施したエコノミスト調査によると、米連邦準備制度理事会(FRB)は2026年3~5月まで政策金利を現状の3.50~3.75%に据え置く見通しです。米経済が堅調に推移しインフレ率が依然高止まりしているため、直近での利下げ実施には慎重な見解が優勢となりました。一方で、トランプ大統領によるFRB批判やポール総裁への捜査の示唆が市場の懸念材料となっています。調査では、年後半には利下げ再開を予想する声が多く、FRB内でも金融政策の見通しについて意見が分かれていることが示されました。

韓国経済、4Q実質GDPが予想外のマイナス AI・半導体投資に期待

韓国統計庁によれば、2025年第4四半期の実質GDP(確報値)は前期比▲0.3%と予想外のマイナス成長となりました。前期の大幅成長の反動に加え、投資と輸出の伸び悩みが影響しています。しかし、企業の半導体工場投資やAI関連需要の増加により、来年以降は経済成長が持ち直すとの見方が優勢です。韓国銀行は最近金融緩和サイクルの終了を示唆しており、為替相場や物価安定を重視しつつ、成長加速に備えています。

インテル、AI需要に供給追いつかず来期業績見通し下方修正

米半導体大手インテルは、2026年第1四半期の売上高と利益見通しを市場予想を下回る水準に引き下げました。生成AIを支えるデータセンター向けサーバーチップの需要は急増していますが、同社の供給能力が追い付かず収益は横ばいにとどまる見込みです。CEOのゴウィン・タン氏はコスト削減と製品ロードマップの刷新で立て直しを進めており、昨年は株価が大きく上昇していました。今回の発表後、時間外取引では同社株が5%近く下落しました。


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