2025年7月12日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

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トランプ政権、カナダ輸入品に35%関税を発表し貿易戦争が再加速、インフレと成長鈍化リスクへの警戒が強まる。


ビットコインは米議会「暗号資産ウィーク」期待で史上最高値を更新、ETF資金流入も追い風に年初来+26%。


米中外相がASEAN会合で初対面、年内トランプ・習近平会談の実現性浮上し緊張緩和への期待が台頭。


IEAの逼迫警告と対ロ追加制裁観測でブレント原油+2%、エネルギー株に先高観が再燃し資源関連が堅調。



2025年7月12日 過去24時間の市場動向と経済ニュース


市場動向(過去24時間)

 米株式市場は小幅ながら下落して取引を終えました。S&P 500指数は前日比-0.33%6,259.75と史上最高値から反落し、ナスダック総合指数も-0.22%20,585.53で終了しましたreuters.com。トランプ大統領による追加関税策への警戒感からハイテク株の一角が売られ、特にメタ(Meta)の下落がS&P 500の重荷となりましたreuters.com

債券市場では、関税インフレへの懸念から米国債が売られ10年債利回りが約4.42%へ上昇しましたbloomberg.com。一方、暗号資産市場ではビットコイン価格が急騰し、117,000ドル超(+3.6%)と過去最高値を更新しましたreuters.com。来週の米議会による暗号資産関連法案の審議(いわゆる「暗号資産ウィーク」)を控え、規制整備への期待感が広がったことが背景にありますreuters.com

主要な経済・金融ニュース(過去24時間)

米、カナダに35%関税発表 – 貿易戦争が一段と激化

トランプ政権はカナダからの全輸入品に対し35%の関税を来月から課すと発表しましたreuters.com。さらにその他の主要貿易相手国にも一律15~20%の追加関税を計画しており、米国の強硬な関税攻勢により貿易政策の不透明感が一段と増していますreuters.com。トランプ大統領は今週、ブラジルに対しても50%の報復関税を課すなど強硬姿勢をエスカレートさせておりreuters.com、関税合戦再燃によるインフレ圧力への警戒から市場心理も慎重になっていますbloomberg.com


ビットコイン最高値、米議会の「暗号資産ウィーク」への期待

ビットコインが再び史上最高値を更新し、一時11万7千ドル台に達しましたreuters.com。背景には、7月14日から始まる米下院での一連の暗号資産関連法案の審議への期待感がありますreuters.com。議題にはステーブルコイン規制法案(通称「Genius法」)など業界待望の内容が含まれ、トランプ大統領自身も「暗号資産に好意的な大統領」と公言して業界支援の姿勢を示していますreuters.com。こうした政策追い風とETF経由の資金流入も相まって、ビットコインは年初来+26%の上昇となりましたreuters.com


米中首脳会談の可能性高まる – ルビオ長官、中国外相と建設的会談

マレーシアで開催されたASEAN会合の場で、ルビオ米国務長官は中国の王毅外相と初めて対面会談を行い、「非常に建設的で前向きな話し合いだった」と評価しましたreuters.com。双方は年内にもトランプ大統領と習近平国家主席の米中首脳会談を実現させる方向で一致しつつあり、ルビオ長官はその実現の公算が高いとの見通しを示していますreuters.comreuters.com。ただ同会合では、米国が今週発表したアジア各国への高関税措置に対し中国側が「一方的ないじめだ」と反発する一幕もありreuters.com、米中間の貿易緊張は依然残ったままです。


原油価格が2%急伸 – IEA需給逼迫指摘と対ロ制裁強化懸念

原油市場では供給逼迫懸念を背景に価格が急反発しました。国際エネルギー機関(IEA)が「市場の逼迫度は見た目以上」と指摘したことreuters.comや、米稼働リグ数の減少(11週連続)reuters.comから供給減少が意識され、ブレント原油先物は前日比+2.5%70.36ドルまで上昇しましたreuters.com。週明けにトランプ大統領が「ロシアに関する重大な声明」を発表すると予告したことも伝わりreuters.com、追加制裁によるロシア産原油の供給減少が懸念されています。


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