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FRBが0.25%の利下げを決定。想定内の緩和ながら慎重姿勢が示され、市場は「軟着陸」期待と追加利下げの行方を注視しています。
ウクライナ和平案で欧米と米国の協議が本格化。米案の修正を巡る調整が続き、戦争終結に向けた政治リスクが市場の新たな焦点になっています。
スペースXが史上最大規模のIPO準備を進めているとの報道。1.5兆ドル評価の可能性が示され、AI企業の上場観測も含め投資家心理を刺激しています。
米国がベネズエラ沖で石油タンカーを拿捕。カリブ海情勢の緊張が高まり、原油市場では地政学リスクが再び意識される展開となっています。
米国株式市場では主要指数が上昇しました。S&P500指数は前日比+0.67%の6,886.68、ナスダック総合指数は+0.33%の23,654.16で取引を終えています。米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を0.25%引き下げた上で、追加の利下げについては一旦見合わせる姿勢を示したことが投資家心理の支えとなりましたreuters.com。パウエルFRB議長が「政策は経済の行方に対応できる良い位置にある」と述べるなど、過度にタカ派的でないメッセージが好感され、市場には景気軟着陸への期待が広がりましたreuters.com。
米国10年債利回りは4.164%と前日から低下しました。FRBの利下げ決定を受けて債券が買われ、朝方に一時年初来高値を付けていた長期金利は引けにかけて4.14%前後まで低下していますswissinfo.ch。市場では向こう1年でさらに2回程度の利下げが行われるとの見方も織り込まれ、金利先高観が和らいだことが債券利回りの抑制要因となりましたswissinfo.ch。
ビットコイン価格は92,447ドル前後(-0.69%)と小幅安となりました。FRBの利下げ決定を受けて一時94,000ドル近くまで上昇する場面がありましたが、その後は上昇分を失い、前日比ではマイナス圏で引けていますinvestopedia.cominvestopedia.com。想定内の利下げ実施に安心感はあったものの、今後の追加利下げ方針が明確にならなかったため、一部では材料出尽くし感から利益確定売りが出たとみられますinvestopedia.com。ただし、将来的な金融緩和への期待も残っており、ビットコイン相場は最近の安値圏から持ち直した水準を維持していますinvestopedia.com。
1. FRBが政策金利を0.25%引き下げ – 景気堅調で今後は慎重姿勢
FRBは今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を0.25%引き下げました。利下げは3会合連続で、声明では雇用やインフレの動向を見極めるまで当面追加利下げを控える意向が示されていますreuters.com。会合後に公表された経済見通しによれば、2026年のGDP成長率予測は2.3%へ上方修正され、失業率予測は4.4%に据え置かれましたreuters.com。パウエル議長は「金融政策は先行きに対処し得る良好な位置にある」と述べ、近い将来の追加利下げには言及を避けましたreuters.com。過度にタカ派的なトーンが抑えられたことで投資家心理は改善し、利下げと景気安定の両立に市場は安堵していますreuters.com。
2. 欧米首脳、ウクライナ和平案を協議 – 米案に修正求め「重要局面」
イギリス、フランス、ドイツの首脳(E3)は10日、トランプ米大統領とウクライナ和平に関する協議を行い、現在が「ウクライナにとって重要な局面」であるとの認識で一致しましたreuters.com。ホワイトハウスは早期停戦を促しており、先月提示した米国案ではウクライナに対し領土割譲やNATO不加盟、軍備縮小など大幅な譲歩を求めましたが、キーウ(ウクライナ政府)は「ロシアに有利すぎる」として反発していますreuters.com。欧州3か国とウクライナは米案を修正する対案作りを進めており、和平成立後の安全保障保証(例:ウクライナへの防衛支援策)を盛り込むべく精力的に調整中ですreuters.com。E3各国の声明によれば、首脳らは米国の仲介努力を評価しつつ、ユーロ大西洋地域全体の安全保障のためにもウクライナにとって持続的で強固な和平が必要だとの認識を共有しましたreuters.com。今後、11日に有志国によるビデオ会議(ゼレンスキー大統領も参加)が行われ、来週月曜にはベルリンで英仏独首脳が再協議する予定で、和平案の具体化に向けた調整が続きますreuters.com。
3. スペースXがIPO準備、評価額1.5兆ドルか – 史上最大規模の上場を視野
米宇宙企業スペースXが、早ければ2026年半ばにも新規株式公開(IPO)を行う準備を進めていると報じられましたnews.crunchbase.com。関係者によれば調達額は300億ドル超、企業評価額は約1.5兆ドル(約220兆円)に達する可能性があるとのことですnews.crunchbase.com。実現すれば2012年のフェイスブック(評価額1,040億ドル)を大きく上回る、史上最大のIPOとなりますnews.crunchbase.com。スペースXは今年夏の未公開株売却で評価額が4,000億ドルに達し、一時は世界で最も価値の高い未上場企業でしたが、直後にオープンAIが評価額5,000億ドル規模の資金調達を実施して首位となっていましたnews.crunchbase.com。スペースXの上場計画は巨大未上場企業(「センティコーン」)の市場参入への期待を高めており、オープンAI(IPO時評価額1兆ドルとも噂)やAnthropicなど他のAI企業の大型上場の可能性にも注目が集まっていますnews.crunchbase.com。
4. 米国、ベネズエラ沖で大型タンカー拿捕 – 原油市場に地政学リスク
米トランプ政権は、ベネズエラ沖合で大型の石油タンカーを拿捕したと発表しましたreuters.com。これはカリブ海地域で展開中の米軍事作戦の一環で、石油収入に依存するマドゥロ政権への新たな圧力措置とみられますreuters.comreuters.com。拿捕されたのは「スキッパー(Skipper)」という船で、かつてイラン産原油の密輸に関与したとして米国の制裁下にあった船舶だと報じられましたreuters.com。このニュースを受けて原油相場は下げ渋り、ブレント原油先物価格は前日比+0.4%の1バレル=62.21ドルで取引を終えていますreuters.com。ベネズエラの原油輸出量は先月時点で日量90万バレル超と年内でも最高水準にあり、米国も従来は制裁こそ課していたものの物理的に輸送を妨害することは避けてきましたreuters.com。今回の拿捕によりワシントンとカラカスの緊張は一段と高まる恐れがあり、米国が「西半球での支配権回復」を掲げ強硬姿勢を強める中で地政学的リスクが意識されていますreuters.com。
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