2026年2月18日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

サムネイル

Play

0:00-0:00

FRBのバー理事が利下げに慎重姿勢。物価の持続的な沈静化が見えるまでは動かない構えです。


米・イランの核交渉が前進報道。地政学リスクの後退で原油は軟化、リスク資産に資金戻る兆しも。


英国では失業率が上昇。賃金も鈍化し、BOEが3月に利下げに動くとの観測が強まりつつあります。


米ヘッジファンドがAI株を一部手放す動き。期待一辺倒だったAI投資に転換点の兆しが見えてきました。




2026年2月18日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

市場概況(2026年2月17日)

米国株式市場では、17日の取引で主要株価指数が小幅上昇しました。S&P500は前日比+0.10%の6,843.22、ナスダック総合指数は+0.14%の22,578.38で取引を終えています。ただし取引中は消費者マインドの低下懸念やテクノロジー株の調整を背景に乱高下する場面があり、市場心理は依然として不安定でした。

一方、米国債市場では10年物利回りが4.05%前後まで低下しました。これは米・イラン交渉の進展による地政学リスクの和らぎもあって、安全資産である米国債に資金が向かったためと見られています。

仮想通貨市場ではビットコインが6万7千ドル台で推移し、前日比で約-1.3%となりました。ビットコインはこのところ調整が続いており、昨年10月の最高値12万6千ドルから半値近くに落ち込んでいます。背景には、金や銀を含むリスク資産の一斉売りや米国での規制懸念などが挙げられています。

本日の重要経済・金融ニュース

FRBバー理事、インフレ動向見極めで利下げに慎重姿勢

米連邦準備制度理事会(FRB)のマイケル・バー理事は17日の講演で、現在の景気・物価状況から判断すると当面は金利据え置きが適切であり、慎重にインフレの動向を見極める必要があると述べました。特に「物価上昇率が目標の2%を持続的に下回っている」という明確な根拠を示すまでは、利下げに踏み切らない方針を示唆しました。バー理事は、いまだインフレが高止まりするリスクが残っているとして警戒感を強調し、慎重な姿勢を崩していません。

米国・イラン交渉進展で原油安、株価は乱高下

米国とイランが核合意に向けた「主要な指針」で合意に至ったと報じられたことで、国際原油価格は下落しました。これにより中東情勢に対する懸念がやや後退し、安全資産からリスク資産への資金流入が進みました。一方で交渉はまだ最終合意ではないため、市場はなお慎重な姿勢を崩しておらず、金相場や株価の動きには依然として不安定感が残っています。

英国、失業率上昇でBOEの利下げ観測強まる

英国の2025年10~12月期の失業率は5.2%に上昇し、賃金上昇率も鈍化しました。この結果、市場では英国中央銀行(BOE)が3月に利下げに動くとの見方が強まり、ポンドは対ドルで下落しています。統計発表直後、投資家は金利低下を見込み、英国10年債利回りも低下傾向を見せました。

米投資家、AI関連株に慎重姿勢に転換

米国の投資会社Adage Capital Partnersは四半期報告書で、2025年第4四半期にマイクロソフトやアルファベット、アマゾン、NVIDIAといったAI関連の主要銘柄の保有比率を引き下げたことを明らかにしました。またソフトバンクもNVIDIA株を全て売却したと報告しており、最近のNVIDIA株価はソフトバンク売却発表後に約7%下落しています。こうした動きは、これまでAI投資への期待で高騰していた株価に対し、一部投資家が過熱感を警戒していることを示しています。


share

clip board
/ / 2026年2月18日 過去24時間の市場動向と経済ニュース
cta画像
ロゴ

会員登録いただくことで、 限定コンテンツへのアクセスができるようになります。

※コンテンツのアクセスには一部会員ランクなどの条件を含むものがあります。