注目未上場企業

【注目有力未上場企業 MONZO 純利益が前年の13倍に 】

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非常にユニークなWeb3.0金融に近いデジタル銀行として前々から注目していたMONZOですが、超好決算を発表しています。


ロンドンを拠点とするデジタル銀行Monzo(モンゾ)は、2025年3月期において純利益が前年の約13倍となる9,456万ポンド(約184億円)に急増し、同社史上初めて年間収益が10億ポンド(約1,350億ドル)を突破しました。


この成長は、個人および法人顧客の増加、預金残高の拡大、そして多様な金融サービスの展開によるものです。


 2025年3月期の業績ハイライト


純利益:9,456万ポンド(前年の約13倍)


税引前利益:6,050万ポンド(前年の1,390万ポンドから増加)


調整後税引前利益:1億1,390万ポンド(従業員株式売却による5,340万ポンドの費用を除外)


年間収益:12億ポンド(前年の8億8,000万ポンドから増加)


顧客数:1,220万人(前年比25%増)


預金残高:166億ポンド(前年比48%増)


貸出残高:19億ポンド(前年比36%増)


これらの成果により、Monzoは英国で7番目に大きな銀行となり、従業員数も3,800人を超えました。 


当然IPOも視野にいれているわけで、これも上場時に買うべき銘柄だと考えています。そしてMONZOは先々ステーブルコインやBTC周りの取り扱いも積極的に行うように思います。



🏦 Monzoの主な特徴とサービス


1. スマートな資金管理機能


Pots(ポット):目的別に資金を分けて管理できる機能。

Salary Sorter(給与仕分け):給与を自動的に支出、貯蓄、請求用に振り分け。

Spending Insights(支出分析):週次・月次で支出傾向を可視化。

Round-ups(おつり貯金):支払い時に端数を切り上げて自動的に貯金。


2. 多彩な口座プラン


Free(無料):基本的な銀行サービスを提供。

Extra(£3/月):仮想カードや高度な予算管理ツールを追加。

Perks(£7/月):高金利貯蓄、手数料無料の現金引き出し、映画チケットなどの特典。

Max(£17/月〜):旅行保険、携帯電話保険、ロードサービスなどを含むプレミアムサービス。


3. 国際的な利便性


海外利用手数料無料:EEA内での無制限の手数料無料引き出し、その他の地域では月£200まで無料。

Wiseとの提携による国際送金:低コストで迅速な国際送金が可能。 


4. セキュリティとサポート


24時間365日のカスタマーサポート:アプリ内チャットで対応。

高度なセキュリティ機能:生体認証、即時カード凍結、位置情報ベースのセキュリティチェックなど。


🌍 国際展開と将来の展望:Monzoは、アイルランドを拠点にEU市場への進出を計画しており、米国市場でもSutton Bankとの提携を通じてサービスを提供しています。 また、将来的なIPO(新規株式公開)も視野に入れており、投資家向けの広報チームを設置し、モルガン・スタンレーと連携していますが、具体的な時期や場所は未定です。 



🔍 まとめ:Monzoは、ユーザー中心の設計と革新的な機能により、英国の伝統的な銀行に挑戦する存在として急成長を遂げています。その直感的なアプリ、柔軟な口座プラン、国際的な利便性、そして強固なセキュリティ機能は、特に若年層やデジタルネイティブに支持されています。今後の国際展開やIPOの動向にも注目が集まります。

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