お金の知識

【 エンゲル係数の上昇に見る日本人家庭の貧困度 】

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エンゲル係数とは消費支出に占める食料品の割合を意味します。


世帯単位における裕福さ、生活レベルの度合いを示す指標の一つとしてエンゲル係数があります。


2001年には23.1%だったものが、2023年には27.8%まで急激に上昇しています。


ちなみにOECDの2022年のランキングでは日本は17位となっており、1位はアメリカで16.5%です。


物価が非常に高いアメリカですが、実のところエンゲル係数は日本よりも10%以上低いのです。


これはアメリカ人の所得が大きく継続的に上昇したことで全体収入に対しての食料品への支出が減っているということで、豊かになったと言えるわけです。


2025年度の日本の国民負担率は、46.2%になると見込まれています。これは、前年度の45.8%から0.4ポイント増加した数値です。


国民負担率にエンゲル係数を足した合計はなんと74%になるわけで、更にこれにインフレ税を仮に3.5%とすれば、77.5%にまでなるわけです。


一般家庭に余裕をもって使えるお金などほとんどないという実態がこういう数字を見ると理解できます。


自分が今住んでいるタイに当てはめると、国民負担率は合法的に0%です。タイ人のエンゲル係数は日本人よりも高いですが、日本よりも物価は安いので相対的に個人にとってはエンゲル係数は非常に低く収まっています。


合理的に、そして合法的に継続的にかかる支出割合を減らしているのです。これにより、余分な不安はなくなりますので、精神的なストレスもなくなるということになります。


財務省解体などのデモに参加したり、国や政治家に文句をいうのも良いですが、重要なことは、今起こっている現実を理解し、解決することです。


国や政治家に頼っても解決につながることはほぼないことは今の日本の状況を見れば誰でもわかるかと思います。


KATSUMOKUでなぜ貧困や日本の財政の問題、世界のマクロ経済のリスクについて多く書いているのは、一番最初に理解すべきこととして、現状把握が重要なのです。


国や政治家に文句を言うことというのは人頼りということで、他人任せということです。これでは何も解決しないのです。


厳しい現実を受け入れるとき、単に諦めるのではなく、問題を理解した上で、数値から解決策を探していくことも大切なのです。


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