2025年5月17日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

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ムーディーズがついに米国を格下げ、10年債利回りが4.5%目前に急伸。

連邦財政の悪化を理由にAAAからAa1へランクダウン。米国債売りが拡大し、利払い負担と株式バリュエーション双方への警戒が強まりました。


米中、90日間の「関税休戦」で合意──リスクオンの勢い続く。

報復関税の一部引き下げと追加協議入りで世界景気の最悪シナリオが後退。S&P500は5営業日続伸し、年初来でも2番目の週間上げ幅を記録しました。


トランプ減税“恒久化”法案が暗礁、共和党内強硬派の造反で採決延期。

医療費削減をめぐる党内対立が表面化し、法人税率の据え置き観測にブレーキ。企業マージンへの先行き不透明感がじわりと広がっています。


米消費者マインドが3年ぶり低水準、インフレ期待は80年代以来の高水準へ。

関税コスト転嫁を警戒した家計心理の悪化が顕在化。小売各社の値上げ予告が相次ぎ、年後半の個人消費鈍化リスクが台頭しています。


―― ビットコインは10万ドル台前半で横ばい、株高・金利高の狭間で方向感乏しいレンジ相場が続きます。



2025年5月17日 過去24時間の市場動向と経済ニュース

市場動向 (米国市場および暗号資産)

  • 米国株式 (S&P500・ナスダック): 16日の米株式市場は主要指数が揃って上昇し、S&P500種株価指数は前日比+0.70%の5,958.38と5営業日続伸で引けましたbloomberg.co.jp。この週の上げ幅は年初来で2番目の大きさとなり、弱い消費者信頼感指数の発表で一時伸び悩む場面もありましたが、米中貿易摩擦の「一時休戦」合意や米欧関税協議再開への期待が追い風となり、日中には上げ幅を拡大しましたbloomberg.co.jp。ハイテク株中心のナスダック総合指数も終日堅調に推移し、前日比+0.52%の19,211.10で取引を終了していますbloomberg.co.jp
  • 米国債 (10年債利回り): 米10年国債利回りは終値ベースで約4.48%と前日から約4.7ベーシスポイント上昇しましたbloomberg.co.jp(※ベーシスポイント=0.01%)。ムーディーズによる米国信用格下げの発表を受けて債券が終盤に売られ、利回りは一時4.49%近辺まで急上昇する場面が見られましたbloomberg.co.jp。これで10年債利回りは3週連続の上昇となり、年初来最長の上昇局面となっていますbloomberg.co.jp
  • ビットコイン (米ドル建て): 暗号資産ビットコイン(BTC)は米ドル建て価格で概ね10万3,000~10万4,000ドル前後(約1,400万円前後)の水準で推移しましたfingerlakes1.com。ここ1週間ほど10万1,500~10万5,000ドルのレンジにほぼ収まる動きが続いており、10万5,000ドル付近の上値抵抗線を超えられない一方で大台の10万ドル前後に強い買い支えも入っており、狭い価格帯でのもみ合いが継続していますfingerlakes1.com

過去24時間の主要経済・金融ニュース(英語圏メディアより)

ムーディーズ、米国格付けを「AAA」から「Aa1」に引き下げ – 信用格付け大手ムーディーズは16日、米国の長期国債格付けを最上位の「AAA」から「Aa1」に1段階引き下げましたreuters.com。政府債務の増大や利払い負担の増加による財政悪化を指摘したもので、フィッチやS&Pグローバルに続き米国債は主要3社すべてで最高評価を失ったことになりますreuters.com。同発表を受け米国債が売られ利回りが急上昇する展開となり、10年債利回りは一時4.49%まで上昇しましたbloomberg.co.jp


トランプ減税恒久化法案、共和党内強硬派の反対で難航 – トランプ前大統領が2017年に導入した大型減税を恒久化する法案を巡り、与党共和党は党内の保守強硬派の反発に直面していますjp.reuters.com。強硬派議員らは法案支持と引き換えに低所得者向け医療保険(メディケイド)の一層の支出削減を要求しており、下院予算委員会で16日に予定されていた採決は来週以降に延期される見通しですjp.reuters.com。委員会では共和党が過半数を占めるものの少なくとも4名の造反が予告されており、減税恒久化法案の行方は不透明感が増していますjp.reuters.com


米中貿易戦争が90日間の「休戦」協定、関税引き下げで合意 – 米国と中国はジュネーブで行われた週末協議で、激化していた貿易戦争の「90日間の休戦」に合意しましたreuters.com。双方が報復関税の一部を一時的に引き下げ、当面の世界経済へのリスクが緩和される形となりますreuters.com。また英紙FTによると、米国と欧州連合(EU)も関税協議再開に向け行き詰まりを解消したと報じられておりbloomberg.co.jp、こうした通商分野での前向きな進展を受けて市場ではリスク選好姿勢が強まっています。


米消費者マインドが歴史的低水準、インフレ期待は数十年ぶり高水準 – 米ミシガン大学消費者態度指数(速報値)は5月に50.8と予想外の低下となり、約3年ぶりの低水準に落ち込みましたreuters.com。ドナルド・トランプ大統領による強硬な通商政策の影響を懸念しており、1年先インフレ期待は7.3%前後と1980年代初頭以来の水準に急上昇していますreuters.com。関税コスト増大の影響で、小売大手ウォルマートが月末からの値上げを表明するなど消費現場にも圧力が及んでおり、景気先行きへの不安材料となっていますreuters.com





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