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米中が週後半にスイスで閣僚級協議を再開へ。トランプ大統領は合意時期に言及せず、市場は「期待と警戒」の綱引きでS&P500が小反落。今夜の先物は小幅高でスタート、薄氷のリスクオン継続です。
FRBは今晩までのFOMCで政策金利据え置きの公算大。パウエル議長の会見で「夏以降の初回利下げ」を示唆するかが焦点。利下げ観測が後退したことで10年債利回りは4.3%近辺で踏みとどまっています。
原油は急反発+3%。欧州と中国に消費回復の兆し、中東情勢の緊張も相まってWTIは60ドル手前まで戻し、前日の4年ぶり安値をいったん脱出。インフレ指標とエネルギー株のリバウンドが要チェック。
フォードが関税コストで25年通期ガイダンスを撤回。「スニーカーからワインまで」企業コスト増が拡大中で、貿易戦争の実害が企業収益に本格波及。ハイテクや小売など他セクターへ連鎖するか注目です。
暗号資産は方向感乏しく、ビットコインは94,000ドル台で横ばい。株・金利・原油が揺れる中、クリプト市場も様子見ムードが続いています。
S&P500は5月6日の取引で下落し、終値は前日比-0.3~0.4%程度となりました。ハイテク株主体のナスダック総合指数も同様に-0.6%前後下落して引けていますreuters.com。米10年債利回りは日中一時低下したものの国債入札による供給増懸念から持ち直し、ほぼ横ばいの約4.3%で推移しましたpalmettograin.compalmettograin.com。暗号資産ではビットコインが約94,000ドルで小幅安(24時間で約0.2%下落)となりましたcryptotimes.io。
米中貿易協議再開に期待も、先行き不透明で株安
トランプ米大統領はこの日、貿易協議の進展や合意時期について明確な言及を避け、市場は先行き不透明感から下落しましたreuters.com。一方で米財務長官らが週後半にスイスで中国高官と会談すると発表されreuters.com、追加関税の応酬が続く米中貿易戦争に対し交渉再開への期待も生まれています。これを受けて時間外取引の株価指数先物は約1%上昇し、翌日の市場改善を示唆しましたreuters.com。米政府内の強硬な通商姿勢と歩み寄りの思惑が交錯し、投資家は楽観と警戒を揺さぶられる状況が続いています。
FRB、政策据え置きへ – 貿易摩擦で慎重姿勢
米連邦準備制度理事会(FRB)は5月7日までの会合で政策金利を現行の年4.25~4.50%に据え置く見通しですpalmettograin.com。トランプ政権による過去例のない高関税措置が景気の不確実性を高める中reuters.com、FRBはインフレと雇用への影響を注視しつつ慎重な姿勢を崩していません。足元の米経済指標は底堅く、4月の雇用統計も予想を上回る堅調さでしたreuters.com。市場では当面の利下げ観測が後退しつつあり、初回の利下げ時期は早くても夏以降との見方が強まっていますreuters.com。もっとも貿易摩擦が長引けば景気下振れリスクが高まるため、パウエル議長の会見で先行きの手がかりを探る展開です。
原油価格が3%反発、欧州・中国需要の兆しで4年ぶり安値から回復
原油相場は5月6日、欧州や中国で需要増加の兆しが見られたことや、米国での生産減少reuters.com、中東情勢の緊張も重なり、急反発しました。国際指標であるブレント原油先物は前日比+3.2%の1バレル=62.15ドル、WTI原油先物も+3.4%の59.09ドルまで上昇し、前日の4年ぶり安値から買い戻しが入りましたreuters.com。前週にOPECプラスが増産に転じたことや、中国の製造業低迷を背景に5月初めに原油価格は大きく下落していましたがreuters.com、この日の上昇でいったん下げ止まった形です。原油市場の変動はインフレ見通しやエネルギー関連株にも波及するため、市場では産油国の動向や需要指標に引き続き注目が集まります。
フォード関税コストで業績予想撤回、企業収益に貿易戦争の影
米自動車大手フォード・モーターは、トランプ政権の関税によるコスト増を理由に2025年通年の業績見通しを撤回しましたreuters.com。同社は関税で年間15億ドルの利益圧迫要因が生じると警告しており、競合他社の動向や消費者需要への影響が読めない中で予測困難だとしていますreuters.com。こうした通商政策の混乱は幅広い業種に及んでおり、マクドナルド、ゼネラルモーターズ、アップルなど多数の米企業が関税によるコスト高で業績悪化を警告、デルタ航空をはじめ航空各社も収益予想を相次いで撤回していますreuters.com。関税による輸入価格上昇は最終的に「スニーカーからワインに至るまで」消費者物価を押し上げるためreuters.com、個人消費の減速や企業利益圧迫によるスタグフレーション懸念も高まっています。米国発の貿易戦争が企業マインドと業績を直撃しつつあり、市場では早期の緊張緩和が望まれています。
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