リスク管理

【 アメリカ人がアメリカから逃げている  】

サムネイル


2024年のドナルド・トランプ前大統領の再選以降、アメリカからの移住希望者が急増しています。この動きは、政治的・社会的な不安や個人の自由に対する懸念が背景にあり、特に2023年以降に顕著となっています。


これはアメリカの強さ、アメリカドルの強さにとってマイナスであり、さらにはアメリカ国債にとっても逆風だと考えます。では今どのような状況になっているかというと


🇪🇸 スペインへの移住:記録的な増加 2025年初頭、アメリカ人によるスペインの不動産購入が前年同期比で57%増加し、外国人購入者の中で最も急成長しているグループとなりました。特にLGBTQ+やヒスパニック系のアメリカ人が、差別や政治的懸念から移住を希望しています。スペインの生活費の安さや銃暴力の少なさも魅力となっています。 


🇬🇧 イギリス・コッツウォルズ:富裕層の避難先 イギリスのコッツウォルズ地域では、アメリカの富裕層が政治的不安から移住を進めています。特にテック業界や学術界の人々が、安定した生活環境を求めてこの地域に定住しています。2024年には、アメリカ人によるイギリス市民権申請が過去最高を記録しました。 


🇮🇪 アイルランド:市民権と亡命申請の増加 アイルランドでは、アメリカ人による市民権申請や亡命申請が増加しています。特に、政治的分断や個人の自由に対する懸念から、安定した政治環境を求める人々がアイルランドを選んでいます。 



🇵🇹 ポルトガル・イタリア:リモートワーカーや退職者に人気 ポルトガルやイタリアでは、デジタルノマドビザや退職者向けビザを利用して移住するアメリカ人が増えています。特に、LGBTQ+や有色人種のコミュニティが、より安全で自由な生活を求めてこれらの国を選んでいます。



📈 移住希望者の増加:統計と傾向 2024年の選挙後、アメリカ人の国外移住に関するGoogle検索が1,500%以上増加しました。 


2025年初頭の調査では、アメリカ人の約25%が国外移住を検討していると報告されています。 特にカリフォルニア州では、政治的分断や生活費の高騰から、スペインなどへの移住を検討する人が増えています。


🔍 移住の主な理由


トランプ政権による移民政策の強化や市民権の制限

LGBTQ+や有色人種に対する差別の懸念

銃暴力や政治的分断への不安

生活費の高騰や教育・医療制度への不満


このように、2023年以降、特にトランプ大統領の再選を契機として、アメリカからの移住希望者が増加しています。政治的・社会的な要因が複合的に影響しており、今後もこの傾向は続くと予想されます。


2025年現在、アメリカ人が海外移住を希望する際、各国での移民政策の厳格化により、以前よりも高いハードルが存在しています。以下に、主要な国々における最新の動向をまとめました。


🇪🇸 スペイン:ゴールデンビザの終了と移住熱の継続 スペインでは、2025年4月に不動産投資による居住権取得制度「ゴールデンビザ」が終了しました。しかし、アメリカ人の移住希望者は依然として多く、2025年第1四半期にはアメリカ人による不動産購入が前年同期比で57%増加しました。特にLGBTQ+やヒスパニック系のアメリカ人が、政治的・社会的な理由からスペインへの移住を選択しています。 


🇮🇹 イタリア:血統による市民権取得の制限強化 イタリアでは、アメリカ人が祖先の出身国として市民権を取得するケースが多かったものの、2025年に入り、血統による市民権取得の要件が厳格化されました。これにより、イタリア人の親を持つ場合に限定されるなど、取得のハードルが上がっています。 



🇵🇹 ポルトガル:移民制度の見直しと制限 ポルトガルでは、2024年に新たな右派政権が誕生し、移民政策の見直しが進められています。特に、以前は合法的な滞在手段として利用されていた「関心表明」に基づく居住許可制度が廃止され、移民の正規化が難しくなっています。 



🇬🇧 イギリス:労働党政権による移民制度の見直し イギリスでは、労働党政権が移民制度の見直しを進めています。具体的には、技能労働者ビザの要件強化や学生ビザの制限、市民権取得の要件変更などが行われています。これにより、アメリカ人を含む外国人の移住が難しくなっています。


🇺🇸 アメリカ:出入国管理の強化と市民への影響 アメリカ国内でも、トランプ政権下での出入国管理の強化が進められており、アメリカ市民に対しても影響が出ています。例えば、空港での入国審査時に、携帯電話やノートパソコンの検査が行われるケースが増加しており、過去の逮捕歴や政治的な発言が問題視されることもあります。 


これらのことを考えると、今後世界各国のビザ取得についてのハードルが上がっていくと考えられます。タイも中華系やノマドワーカーを中心に外国人の移住が急増していますので、タイのビザの取得を考えている人はできるだけ早くとってしまうのが賢明だと思います。


share

clip board
/ / 【 アメリカ人がアメリカから逃げている  】
cta画像
ロゴ

会員登録いただくことで、 限定コンテンツへのアクセスができるようになります。

※コンテンツのアクセスには一部会員ランクなどの条件を含むものがあります。