投資の知識

【 金銀価格差が100倍 まさに今は銀を買うタイミング? 5月27日 】

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金と銀の価格差(金銀比率 = 金価格 ÷ 銀価格)が100倍というのは非常に稀な水準であり、歴史上このような極端な乖離はわずかに2度しか記録されていません。それぞれの時期と背景を詳しく見ていきます。


歴史上の「金銀比率100超え」の事例と背景


【1】1939年〜1940年(第二次世界大戦直前)金銀比率:一時100超


背景:世界が戦争の危機に突入し、金は安全資産としての需要が爆発的に増加。一方、銀は工業需要に依存しており、景気減速で需要低下 → 銀価格が下落。アメリカでは金本位制が事実上廃止され、金の公定価格は固定されたが、市場で銀は暴落。


【2】2020年3月(コロナ・ショック)金銀比率:約125(史上最高)


背景:パンデミックにより世界経済が急減速し、リスク資産が全面的に売られた。銀はインダストリアル・メタルとしての性格が強く、工場稼働停止などで急落。一方、金は「安全資産」として買われ、金高・銀安が極端に進行。この時、金価格は1,600〜1,700ドル台、銀は一時11ドル台まで急落。


なぜ今回金銀比率が再び100に接近・一時超えたのか?


① 金価格の一方的上昇(地政学+金融不安)米ドル不安、FRBの利下げ観測、中央銀行の金買い(特に中国・ロシア)によって、金への逃避需要が極端に増加。特に2024年以降、中東・ウクライナ戦争、米中対立、通貨分断などで「金=無国籍通貨」としての存在感が急上昇。


② 銀の工業用途が足を引っ張る 銀は太陽光発電や半導体などの産業用途に使われる比率が高く、世界景気が減速傾向にあると価格が抑制される。EVや太陽光需要は伸びているが、金ほどの逃避需要がない。


③ 投資家の関心の偏り ETF(上場投資信託)や中央銀行の買いは金に集中。銀のETFや実物需要は比較的低調で、「金ばかりが買われる」非対称性が拡大。

📊 金銀比率の長期チャートと参考水準



過去の極端な乖離後、金銀比率は「収束」する傾向が強いです。銀は金よりボラティリティが高いため、景気が回復すれば急上昇の可能性があります。


この傾向を理解している投資家の買いがこのあとは強まると考えられますし、なによりも世界各国の債務が膨れ上がっている中で、紙幣への信頼、そしてアメリカへの信頼が加速度的に薄れていますので、今の銀価格は妙味が高いと考えます。


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